やべべのべ(雑用系リーマンの独り言)

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コロナウイルスとBCG予防接種の相関について考えてみた。

こんにちは。

 

なにやらネット上で結核のBCG接種が免疫力を広範囲に広め、
コロナウイルスへの抵抗力を高めるかもしれない”
という興味深い仮説がありましたので、自分でも調べてみましたよ。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

まず、世界各国のBCG接種状況です。2017年のデータですので、
少し古いですが。

 

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出典 BCG Wold Atlas

 

水色: BCGを全員に実施している国。
緑色: 特定のグループにBCGを実施(推奨)している国。
紫色: 過去に実施していた国(要は現在は実施していない国)

 

となっています。


この図を見る限り、今現在爆発的に増えている欧米諸国は、確かにBCGを

廃止しており、今現在は実施していない模様。

 

確かににおいますね~。


死者数が爆発的に増えていないアジア、南米、アフリカ地域は、
ほとんどがBCGを実施しております。

 

上記の報告では、”BCGは抵抗力を高めるかもしれない”と語っており、
このことから感染はするが、重症化しにくいと取れると思いました。


ですので、次はBCGを接種した年代と死亡率が高い年代を各国で見てみます。
というか感染者数は国によって検査基準が違うため、かかりやすい、かかりにくい
が見れるかあやしいと思いました。

まとめた表が以下です。

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出典元データ Smart News/BCG Wold Atlas

さすがに全世界は無理なので、G7+感染数が多い国をチョイスしています。

3/27時点で世界では4%の死亡率です。
これより死亡率が大きいのは、ヨーロッパですね。ヨーロッパは圧倒的ですね。
逆に今騒いでいるアメリカは感染者数が最も多いものの、死亡率はそうでもない。
逆に日本は、検査を受けられる人を絞っているせいか?死亡率は世界全体と同程度
という結果でした。日本は以外と高い印象。

 

では、BCGとの関係を見てみます。
確かに、ヨーロッパ+北米はBCG接種を現在はやめており、
また接種が始まった時期が遅いため、BCG接種をしていない人数が恐らく
圧倒的に違います。


BCG非接種の年代が50代以上と高年齢者を多く含んでいるのも特徴です。
若い年代で亡くなってしまっている人が出ているのも多少うなずける
ところがあります。


相関がありそうといえばありそうです。

ですが、

スイス、カナダ、ドイツは感染者数が多いものの死亡率は低く、
日本とインドはBCG接種年代が広い割には、死亡率が高いです。
韓国も始めた時期が遅いため、高齢でBCG非接種者が多そうですが、1.5%程度で
済んでいます。

 

ということで、BCGも一理ありそうな感じがしますが、
医療体制や国民性等かなり様々な要因が絡んでそうで、
もっといろんなデータで分析してみないとなんともいえなさそうです。。

 

ちなみに筆者は、医療従事者でも感染症専門家でもなく、もちろんデータ分析
もド素人なので、ただのおじさんのつぶやきとしてとらえてくださいね。